喘息がどれほど悪化しているかを知るために利用する器具がピークフローメーターです。これを用いて行うピークフロー測定によって、気道の詰まり具合を測定することができます。測定器に向かってできるだけ速く息を吹き付けることによって、1分あたりで何リットルの息を吐くことができるかを測定します。炎症が悪化して気道が狭くなっているときには吐き出す息の量が減っているため、ピークフロー値が低くなるわけです。この測定値を記録しておくと、数値の変化を捉えて自分の状態を客観的に把握することが可能です。 ピークフロー値は、年齢・性別・身長によって割り出した基準値と比較することによって自分の軌道の状態を測定します。基準値の80%以下をイエローゾーンといい、ここに差し掛かったら要注意です。基準値の60%以下であるレッドゾーンに入るといつ発作が起こってもおかしくない状態です。 このゾーンシステムで、レッドやイエローに入った場合どうするか、急に数値が落ち込んだときどうするか、ということをあらかじめ医師と相談して対策を練るようにしておきましょう。